おひとり様趣味におすすめ! ロードバイクの楽しみ方

COLUMN
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みなさん日々の生活ご苦労様です。

ギョーテンです。

ロードバイク趣味のブログを書いておきながら、趣味としてロードバイクのどんなところが良いのかを全く紹介していないことにいまさら気が付きました。

ロードバイク乗りの人口を増やしていくためにも、ここで改めて、ロードバイクってどんな楽しみ方があるのか、自分の考えを紹介したいと思います。

ただし、自分は基本ぼっちなので、今回のテーマは「おひとり様でも楽しめるロードバイク」です。

おひとり様が紹介する、ロードバイクの楽しみ方

「みんなでロングライドに出かけよう!」、「みんなでおしゃれなカフェに行こう!」なんていう楽しみ方は他の方に任せるとします。

これが全て、という訳ではありませんが、ロードバイクの楽しみ方は、ぱっと思いつくだけでも下のようなものがあります。

サイクリング

これは、当たり前ですね。

「サイクリング」とは何か? という定義に立ち返ると、Wikipediaでは以下のとおり説明されています。

サイクリング(英: cycling)とは、英語では自転車スポーツの総称(自転車競技も含め、自転車を使う全てのスポーツの呼称)だが、日本語では競技を除いた狭い意味で用いられ、自然の中での遠乗りなど、自転車を使ったレクリエーションを指す。

Wikipediaより

極論を言えば、「自転車に楽しんで乗ること」をサイクリングといいます。

それが100km越えのロングライドであろうが、近所のコンビニへの買い物であろうが、です。

つまり、家から出て、自転車に乗ったその瞬間から、趣味を楽しむことができるのです(まあ、最近は家の中でも楽しむことができますが)。

自転車さえあれば、どこでも楽しむことが出来る。

そう、

たとえ一人でも。

どんな遊び方であっても。

時間や場所に縛られず、一人で自由気ままに楽しみたい人に自転車(ロードバイク)はおススメです。

トレーニング

健康になるためのトレーニングの一環としてロードバイクに乗る、というのも趣味としてありです。

ロードバイクに乗ることは、肉体面・精神面両方に様々なメリットがあります。

物理的なメリットは体力と心肺機能の向上です。

心理的なメリットは、うつ病など精神系の病気にかかるリスクを軽減する効果があります。

ロードバイクは少ない労力で長距離を走ることができるため、普段運動の習慣がない人でも20〜30kmをゆうに完走できてしまいます。

ちなみに、大阪〜神戸間の距離が約30kmです。関西人ならどの程度の距離感かおわかりいただけると思います(関東だと、東京〜横浜間が約30kmあるみたいです)。

また、ロードバイク(自転車)は他のスポーツと違い、体が直接地面と接しませんので、ランニングのように踏み込みの反動がなく、関節や筋肉へのダメージが少ないです

年齢を重ねても続けられる数少ないスポーツです。

事実、様々な種目のアスリートがロードバイクをトレーニングに取り入れています。

参考ページ:トレーニング効果はウォーキングの2倍! 自転車を使った週1日運動のすすめ(ENJOY SPORTS BYCYCLE)

参考ページ:「お金より運動が幸福感をもたらす効果が高い」。運動とメンタルヘルスの関係性、120万人の大規模調査で明らかになった (MELOS)

カスタマイズ

ロードバイクは、「大人のプラモデル」と言われるほど、各種パーツの種類が豊富にあり、自動車やオートバイと比べて簡単にパーツの交換ができます。

実際にプロのロードレース選手がレースで使用しているパーツから、「こんなの誰が使うんだ」という非常にマニアックなパーツまで本当に多くのラインナップが存在します。

そういったパーツを収集・カスタマイズして、「自分が考える最強のロードバイク」を作り上げるのも良いかもしれません。

※パーツの交換については、素人が安易に手を出すと交通事故の要因となります。不安な方は、最初はショップにお任せして、しっかり勉強してから自分でカスタマイズしていきましょう。

eスポーツ~zwift~

数年前から盛り上がり始めて、今年の新型コロナウイルスによるStayhomeが一気に火をつけた、自転車のインドアトレーニング用ゲーム「zwift」

既にやられている方や興味のある方も多いのではないでしょうか。

実際のレースがコロナ禍により中止が相次いだこともあって、プロもzwiftを活用し始めて一気に盛り上がりを見せています。

インドアトレーニング用の自転車ウェアが発売されたり、NIKEからもインドア自転車トレーニング用のビンディングシューズが発売されました。

ロードバイクに加えて、室内ローラー台があれば、気軽に楽しめるということで、今年一気に普及されましたね。

「Zwiftが強くても実際のレースでも強いとは限らない」

「Zwiftばかりしていると逆に弱くなる」

なんて、ネガティブな意見もありますが、そのあたりの細かいことは置いておきまして、疑似的にレースを体感出来ますので、おひとり様の趣味としてはもってこいではないでしょうか。

参考ページ:zwift公式HP

他のアウトドア趣味とのかけ合せ

自転車とは、本来は娯楽のための道具ではなく、目的地へ移動するための道具として生まれました

そのため、自転車の中でも長距離移動に優れているロードバイクは、他のアウトドア趣味と非常に相性が良いです。

ロードバイクに乗って目的地までの道中を楽しむ

目的地で、他の趣味を満喫する

帰路の移動する間も楽しめる。

結果、3倍楽しむことができます。(当社比)

大分ポジティブに書きましたが、車や電車での退屈な移動時間(車好きや電車好きならそっちの方が楽しいかもしれませんが)も楽しむことができますので、もし今、釣りやキャンプなどアウトドア趣味をお持ち、もしくはそちらの趣味に興味があるなら、一緒にロードバイクを始めてみてはいかがでしょうか。

ダイエット

ロードバイクは、自転車の中でも脂肪の燃焼効率が良いとされています。

また、トレーニングの項目でも書きましたが、自転車全般に言えることとして、体へのダメージが少なく、ケガのリスクが低い、というのもメリットの1つです。

ケガをすることなく、長時間運動を続けられる

楽しく継続できる

脂肪がどんどん燃焼する

痩せる

という、好循環の構図ができあがります。

もし、ダイエットをダイエットを考えている方は、ジムに行く前にロードバイクを始めてみてはいかがでしょうか。

心身共に健康になる効果が科学的にも証明されています(ただし、やりすぎは禁物です)。

参考ページ:自転車の消費カロリーを計算! 今すぐできる効率的な自転車ダイエット(Panasonic Store)

参考ページ:サイクリングダイエットで痩せる!?脂肪燃焼のメカニズムと知っておきたい基礎知識(BYCYCLE CLUB)

レース

言わずもがな、ロードバイクはロードレースで使用するための競技用機材です(一昔前はロードレーサーと呼ばれていて、今よりも競技色が強かったです)。

その性能を十二分に発揮する場所は、レース以外にありません。

ただし、ロードレースは個人競技の様相を呈しています(勝者はチームではなく、一人が称えられる)が、参加はチーム単位のため、どこかのチームに所属する必要があります。

おひとり様が参加できるロードレースもあるにはありますが、国内ではツール・ド・おきなわニセコクラシックなど、数が限られています。

「ロードレース」以外のレース種目としては、登りのみのコースで順位を争うヒルクライム、時間内の周回数を競うエンデューロ、比較的距離の短い閉鎖コースで最速を決めるクリテリウムなどがありますので、自身の趣味にあったレースへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、関西のレースイベントでは堺浜クリテリウムが有名です。

初心者限定のカテゴリーも用意されてますし、国内リーグで活躍するプロチーム「TEAM MATRIX POWERTAG」がレースをコントロールして事故防止に努めているので、初心者でも参加しやすいのではないでしょうか(コントロールされる分、本当に実力がないと上位にからめないという難点もありますが)。

堺浜クリテリウムのトップカテゴリーには、関西圏の実力者が多く参戦していますので、観戦目的で会場に足を運ぶのもありかもしれません。

参考ページ:堺浜クリテリウム公式HP

お金を稼ぐ

ロードバイクは、移動手段としても優秀ですので、その能力を活かした職種がいくつか存在します。

ロードバイクの走行にある程度慣れてきたなら、その技術を活かしてお金を稼ぐ、という方向に進むのもありかもしれません。

代表的なのは、これまた新型コロナウイルスの感染拡大により、一気に知名度が上がったUber eatsや、オフィス街を駆け巡り荷物を届ける自転車便があります。

ロードバイクを始める時に気を付けてほしい事

ここまで、ロードバイクの色々な楽しみ方を紹介してきました。

もしも、この記事を読んで「ロードバイクを始めてみようかな」という気持ちになっていただいた方、

ありがとうございます。

記事を書いた甲斐がありました。

ただ、一つだけ、始める時に気を付けていただきたいことがあります。

それは、安全な走行を心がけること、です。

どんな楽しみ方をしても良いんです。

ロードバイクは自由な乗り物なので。

そもそも、趣味なんてものは他人にとやかく言われる筋合いなんてないものなんです。

ただし、危険な行為、特に、他人に危害を加えるような使い方は絶対にやめてください。

ロードバイクは本来、競技用の機材です。1分1秒でも早く先へ進むことを考えて、100年以上洗練されてきた道具です。

洗練されたがゆえに、ママチャリとは比較にならないスピードで走ることができます。

その疾走感が魅力ではありますが、同時に、そのスピードは人間を死に至らしめる域に達しています。

自由で楽しい乗り物であると同時に、人を殺す乗り物でもあります。

少し強い表現を使ってしまいましたが、それぐらい危険なものであるということを認識いただければと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ロードバイクに限らず、趣味というのは同じ趣味を持つ者同士の繋がりを重視する傾向が強いです。

事実、コミュニティを持っている人間の発言が取り上げられやすいという現状があります。

まあ、そうやって人口を増やしていかないと社会的にも経済的にも成り立たないという事情がありますので、わからなくもないのですが。

ただ、何であれ、最初の一歩を踏み出す時は誰だって一人です。

まずは、一人でも楽しめる方法を紹介する、というのが、ロードバイクを好きになってくれる人を増やす近道ではないかと思い、今回おひとり様でもできるロードバイクの楽しみ方を紹介させていただきました。

もし今、ロードバイクに少しでも興味を持っている方や、この記事を読んでロードバイクを始めてみようと思う方の役に立てるようであれば、幸いです。

自転車は、ロードバイクの他にもいろいろなジャンルがあります。

「自転車沼」への一歩として、まずはロードバイクの沼にはまってみるのはいかがでしょうか。

この記事が、読んでいただいた方の、ロードバイクへ興味を持つきっかけの一つになれば幸いです。

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