ママチャリでキャンプ!? 自転車用チャイルドシートでおなじみのオージーケーからサイクルトレーラーが発売するってよ!

COLUMN
Image by Marlon Sommer from Pixabay
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みなさん日々の生活ご苦労様です。

ギョーテンです。

最近、キャンプブームの影響もあってか、地味に認知度が上がってきている気がするサイクルトレーラー。

これまでは、日本よりも自転車の活用が進んでいる海外製のサイクルトレーラーばかりが注目を集めていましたが、このたび、子ども乗せ自転車用チャイルドシートの大手、オージーケー技研㈱から、子ども乗せ自転車に取付け可能なサイクルトレーラーが発表されました。

小さな子どもがいる(自転車好きな)父親としては是非チェックせねばと思いましたので、このブログでも紹介させていただきます。

サイクルトレーラーとは?

そもそも、サイクルトレーラーとはどんなものなのか?

Wikipediaではサイクルトレーラーを以下のように定義しています。

狭義には、自転車による牽引専用に製作された牽引車付きの自転車を言う。車体の両側に2つの車輪があるものと、車体の後方に1輪があるものがある。
子供を乗せる物はチャイルドトレーラーやキッズトレーラーと呼ばれる。

自転車に幼児用座席を設けるよりも転倒リスクは少ないとされており、地域によっては、1 – 2人の子供を乗せたトレーラーをよく見かける。また、タンデム自転車の一種として「トレーラーバイク」と呼ばれる、子供が乗ってペダルで車輪を駆動するトレーラーも利用されている。
広義には、他の車両(特に軽車両)を牽引する自転車を言う。リヤカーを牽引する場合もサイクルトレーラーとなる。

Wikipediaより

つまり、自転車の後ろに取り付けて大きな荷物もしくは子どもを乗せて移動できる装置を「サイクルトレーラー」というようです。

サイクルトレーラーをつけた自転車は歩道上を走ることはできるのか?

過去の記事(カーゴバイクはママチャリのように子供乗せ自転車として活用できるのか?)でも紹介しましたが、全長が190cm、幅60cmを超えた場合、日本の法律上は「普通自転車」ではなく「軽車両」扱いとなるので、歩道の走行などが認められなくなってしまいます。

それでは、普通自転車にサイクルトレーラーを後からつけた場合はどうなるのでしょうか?

道路交通法上は以下のように説明されています。

第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
〔中略〕
十一 軽車両 次に掲げるものであつて、身体障害者用の車椅子及び歩行補助車等以外のものをいう。
イ 自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽けん引され、かつ、レールによらないで運転する車(そり及び牛馬を含む。)
ロ 原動機を用い、かつ、レール又は架線によらないで運転する車であつて、車体の大きさ及び構造を勘案してイに準ずるものとして内閣府令で定めるもの
十一の二 自転車 ペダル又はハンド・クランクを用い、かつ、人の力により運転する二輪以上の車(レールにより運転する車を除く。)であつて、身体障害者用の車椅子及び歩行補助車等以外のもの(人の力を補うため原動機を用いるものであつて、内閣府令で定める基準に該当するものを含む。)をいう。

道路交通法第2条第1項より

サイクルトレーラーは「他の車両に牽けん引され、かつ、レールによらないで運転する車」にあたるので「軽車両」扱いとなり、たとえ引っ張っている車両が普通自転車であっても、後ろのサイクルトレーラー(軽車両)は歩道を走ることができないため、自転車含めて、軽車両として交通ルールを遵守することが必要になります。

オージーケーが開発したサイクルトレーラー「camily」

第1報が届いたばかりなのでまだまだ情報は少ないのですが、Instaの画像と、公式HPで書かれているスペックを紹介します。

「Camily」詳細スペック

  • 本体高さ‥850mm~970mm
  • 本体幅‥540mm
  • 製品重量‥4.8kg
  • トレーラータイヤ仕様‥12インチエアータイヤ(米式)
  • 最大積載荷重‥18kg

定価は27,000円(税込価格は不明)。

2021年7月7日(水)からMakuakeにて先行予約販売が開始されるようです。

折りたたみ可能な構造で、駐輪時にも場所を取らないので、有料駐輪場も利用可能なようです。

また、ワンタッチで着脱できるので、キャリーカートとしても利用が可能です。

※2022年5月7日更新
一般発売開始しています!

参考ページ:「Camily」公式HP

まとめ

いかがでしたでしょうか。

自転車関連で大手企業のオージーケー技研㈱がサイクルトレーラーを発売するということで、今後、国内でもサイクルトレーラーの普及が進むのではないかと勝手に盛り上がっています。

電動ママチャリのラインナップにも、サイクルトレーラーが付属したモデルなんかも発売されるのではないでしょうか。

まあ、そうなるには現行の交通ルールと道路状況をもっと見直す必要がある(サイクルトレーラーを引く自転車を想定していない)ので、そのあたりの動きにも期待したいと思います。

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