【フォトレポート】CYCLE MODE RIDE OSAKA 2023に行ってきました

機材
UnsplashPriscilla Du Preezが撮影した写真
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みなさん日々の生活ご苦労様です。

ギョーテンです。

大分時間がたってしまいましたが、3/4(土)、3/5(日)の2日間にわたって大阪万博記念公園で開催された、CYCLE MODE RIDE OSAKA2023に遊びに行ってきましたので、フォトレポートとして紹介したいと思います。

個人的に気になるところにしか行っていませんのでメジャーブースの写真は少ないのですが、暇つぶしに見ていただけたら幸いです。

CYCLE MODE RIDE OSAKAとは?

スポーツ自転車の祭典で、ロードバイクを始め、クロスバイクやMTB、e-BIKEなど、様々なメーカーのスポーツ自転車に試乗できるのが最大の特長です。

毎年、東京と大阪の2か所で開催されています。

今年は、アウトドア用品のブースが並ぶ、『アウトドアフェス』とキッチンカーによる出店が並んだ「サイクル∞キッチン」も同時開催されました。

フォトレポート

自分が現地で撮影してきた写真を交えて紹介していきます。

併設開催されていたアウトドアフェス

サイクルモードのブースは有料エリアだったので、スポーツ自転車目的の人しか入れないようになっていましたが、こちらは入場無料だったためか、女性や家族連れが多かったです。

子どもが楽しめるアクティビティや体験コーナーも充実していたので、休日のお出かけ先としてはちょうどよかったのではないでしょうか。

気球の点火体験。バーナーの音が会場中に響いていました。

簡易的なボルダリングができる設備。ボルダリングBOXというらしい。

四国のかずら橋を模した吊り橋もありました。

昨今のアウトドアブームのおかげで、子供用のくさびなんてものも登場してきているらしい。

ダイアテックブースで見つけた、使い込まれたBROOKSサドル

ASSOSやENVEを取り扱っているダイアテックのブースの一角の、さらに奥まったところで、使い込まれたBROOKSの革サドルを発見しました。

きちんと手入れをした革サドルは、乗り手の身体にフィットして最高の乗り心地を実現する、という話は聞いていたのですが、実際に使い込まれた革サドルを目にしたのは初めてでした。

このサドルも使い込まれて、おそらく誰かのお尻にフィットする形になっていました。もっと軟らかいのかと思っていたけど、しっかり硬いのでびっくりしました。

BROOKSはサドルの他にも、バッグ類も展開している。

ポツンとおかれたMOOTSのVAMOOTS RCS

MOOTSの創業40周年を記念して作られた、オールロードのチタンフレームです。

フレーム単体で、無造作に置かれただけなのに何故か目がいってしまう、不思議な魅力がありました。

表面にすべり止めシートが張り付けられている、踏み面が手のひらくらいあるMOTOのフラットペダル。

正規の張替え用すべり止めシートもデザインが豊富ですが、スケートボードのすべり止めシートなんかも代用できるらしいので、オリジナルのカスタムがはかどる一品。

家具工房Boo-Zhooの木製自転車パーツ

大阪でハンドメイド木製家具を製作しているBoo-Zhoo。

メインの商品は家具やコーヒーミルらしいけど、バイクロアにも出展したりして、自転車にも精通しているのだろうか。

いつか、フレームも手掛けてほしい。

東京サンエスは圧巻の品揃えとカタログの厚さ

かゆいところに手が届く、多くの自転車カスタムパーツを取り扱っている東京サンエスのブースでは、今年も製品カタログが無料配布されていました。

ホームページから電子版はダウンロードできるのですが、やはり、じっくり眺めるなら紙媒体が一番です。

愛車をカスタムするためのパーツを探している方は、是非このカタログに目を通してください。

こういうのないかな? と、頭で思い浮かんだものが大体載っています。

ブースではニューモデルのチタンフレームがお出迎え。

ハンドルだけ見ても、実に多種多様な種類があります。しかも、ここに並んでいるパーツは東京サンエスさん取り扱いパーツのほんの一部。

自転車パーツ以外にも、アパレル商品も取り扱っています。

個人的に気になったこちらは、ズボンのベルト通しに取り付けられるポーチ。

ベルトによる締め付けがないので、自転車乗車時のバックポケット代わりに重宝しそうなアイテム。

わが愛車、Khodaabloomを展開する㈱ホダカのブース

クロスバイクのRAILがバカ売れしているらしいKhodaabloom擁する㈱ホダカのブース。

㈱ホダカはKhodaabloom以外にも、オフロードモデルに力を入れるNESTOや、コンポーネントブランドのP&Pなど、数多くの自転車ブランドを展開しています。

本イベントでもコーステープにSHIMANOやIRCと並んで協賛したり、ロードレースの現場ではMAVICのニュートラルサービスにバイクを提供したりと、間違いないく日本の自転車界を支えてくれている企業(メーカー?)です。

なんですが、ロードバイクのラインナップが年々縮小されている気がして、残念でなりません(ハイエンドモデルのSTRAUSS PROなんて、2023モデルは1サイズのみ展開)。

Khodaabloomのフラッグシップモデル、STRAUSS PRO。
発表されてからずっと気になっていて、初めて実物を見ることができました。

写真では分かりづらいですが、ダウンチューブがヘッドチューブとの接合手前で屈曲しています。

MTBでよく見るフレームワークで、ロードバイクでも最近見かけるようになりました。

どういう効果があるのか、どこかのタイミングで調べてみたいと思います。

BB下がカバーになっていて、着脱可能。

メンテナンス時のことを考えての事だと思いますが、Khodaabloomのこういう、ユーザーフレンドリーなデザインは、非常に好感を持っています。

今回のイベントで、おそらく一番インパクトが強かったであろう自転車、ZEEN WIND

ZEEN WINDは、Khodaabloomというより、ホダカの新しい自転車プロジェクトで、100%リサイクル材を使用したアルミフレームとのこと。

まだ試作段階ということで試乗はできませんでしたが、かつて自分が紹介した、エレベーテッドチェーンステーのフレームということで、ものすごく期待しています。

まだ試作段階ということで、フレーム各所の溶接痕が生々しさを物語っています。

なにより、左右ともにエレベーテッドチェーンステーの造形にしていることが自分的には凄く興奮してきます。

トライスポーツのFACTORブース

大量の試乗車が並んだFACTORブース。

これだけの試乗車が並ぶ中、ONEシリーズがなかったのがちょっと寂しい。

双胴ダウンチューブの実物が見たかった。

試乗車には、そのデザイン性の高さでインスタグラマーに大人気のOSTRO VAMがずらり。

今年新発表された、OSTRO GRAVEL も一緒に試乗ブースに並んでいましたが、ぱっと見区別はつきませんでした。

神戸の自転車・パーツブランドのCROMO

ブースの片隅にあった、キッズバイクについていた補助輪。

よくみたら、自転車のスタンドみたく、ワンタッチで上にはね上げることができる代物。

子どもの自転車の練習時にはツケ外しをする必要がなくて、非常に便利だと思いました。

補助輪の単体売りもしているようなので、気になっている親御さんは是非。

モデル名が全て野菜というおしゃれな自転車ブランド「WIMO」

キッズバイクが展示されていたのですが、メンテナンスフリーのベルトドライブを採用しているという点が個人的に高評価でした。

ただ、キッズバイクを展示しているブースはそれなりにあるのに、試乗できるものがほとんどないというのは残念なポイントです。

無料区画でキッズバイクの試乗コーナーはあったのですがごく一部のメーカしかなかったので、せっかく展示しているなら、もっと試乗できるようにすれば、より自転車業界の門戸が開いたのではないかと感じました。

YONEXの新型ヒルクライムモデル CARBONEX SLD

同社史上最軽量の540gという、軽さを前面に押し出したCARBONEXの後継機。

ただ、現行モデルのCARBONEXもラインナップに残っているので、後継機というよりは「ヒルクライム特化版」と表現したほうが正しいかも。

タイヤのワイド化が主流になってからとんと見なくなったモノステータイプのシートステー。

前作はこの部分にゴムメタルという、ゴムのような特性を持つチタン合金が織り込まれていたけど、今回も同様なのだろうか。

チェーンステーも珍しく左右が左右が結合している。

金属フレームだと剛性確保のためにこの部分にブリッジを取付けているケースがあるけど、それと同様の目的でデザインされているのだろうか。

SHIMANOブースの新型PROハンドル

SHIMANOブースで新型デュラエースの展示モデルをみる。

値段的に手が届かないデュラエースより、アッセンブルされていたハンドルグリップが気になりました。

後で調べると、「PRO エルゴドロップバーグリップ」という製品だそうな。

トラック競技で使うような製品で、いちいちメンテナンス時にバーテープを巻きなおさなくて済むというのはちょっと魅力的。

スプリンタースイッチにも対応。

バーエンド部分はどうなっているのだろうか。

同じPROの製品である「PRO Vibe EVOハンドルバー」専用品として開発されたようですが、23.8mm径で、210mm~230mm超のドロップ部がついたハンドルバーにも対応しているようです。

アウトドアでのカメラマウント用品を手掛けるpeakdesign

カメラ用品を多く手掛けるpeakdesignのブース。

カメラストラップのコーナーで人だかりができていましたが、個人的に気になったのは、ブースの端に展示されていた、こちらのスリムウォレットシリーズ。

スマホの後ろに張り付けて使う、最大で7枚カードを収納できるカードケース(スマホケース側にも専用のパーツを取付ける必要がありますが)。

そろそろ財布をミニマル化したいと思っていたので、こういうアイテムを導入すれば荷物が減らせそうです。

入場フリースペースのキッズバイク試乗コース

入場フリースペースに設けられたキッズスペースではキックバイクの体験コースが。

こちらはそこまで混雑していなくて、家族連れの方々の良い遊び場になっていました。

同じくフリースペースでは自転車の安全講習も。

参加者だけでなくて、通りすがりの人たちが興味深そうに見学している姿を見まして、こういう人の多い場所でオープンに安全講習を行うことはとても意義のあることだと思いました。

自転車の安全走行を説いている隣では、ランドローバーが危険走行の試乗会を実施していました。

運転していたのは一般参加者の用でしたので、ちょっとしたアトラクション化していました。

まとめ

今回、CYCLE MODE RIDE OSAKAに初めて参加しましたが、やっぱりこういういイベントの醍醐味は、自分の知らない情報に出会えることだと改めて思いました。

普段からネットで自転車関連の情報を幅広く仕入れているつもりでしたが、それでも知らなかったメーカーや情報に、今回イベントに行くことで出会えました。

それに、自分が思っていた以上に、子どもを対象にした催しも多く開催されていましたので(特に、アウトドアフェス)、次回は家族で遊びにくるのもありかもしれません。

いくつか試乗した自転車も紹介したいのですが、長くなり過ぎるので、別記事にします。

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