2021年大予想!? 次に来るロードバイク機材のトレンドは?

COLUMN
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みなさん日々の生活ご苦労様です。

ギョーテンです。

今回は、ロードバイク業界で次にくるトレンドは何か? を、勝手に予想してみましたので紹介させていただきます。

別に、知り合いの業界関係者から情報を得た、とかは一切なく(そもそも自転車仲間すらいない)、ただ自分の中で妄想していたことがだんだん面白くなってきたので、記事にしました。

全く根拠のない妄想話ですが、お時間ありましたらお付き合いください。

昨今のロードバイクのトレンド

なんといってもディスクブレーキ化の一択でしょう。

一部の大手メーカーでは、ハイエンドモデルのキャリパーブレーキを完全に廃止し、ディスクブレーキモデルのみ展開する所も増えています。

そのほか、少し前になりますが、エアロフレーム、タイヤ・ホイールのワイド化などもトレンドとしてあげられます。

最近は、それらのトレンドが全て集約された、軽量エアロディスクフレームなんてものが登場しており、ここ数年市場をにぎわしてきたトレンドが熟成・統合された感があります。

2021年大予想トレンド ➡ リヤタイヤがフロントより太くなる!!

ズバリ、リアとフロントタイヤがそれぞれの幅(太さ)が変わってくると思います。

具体的には、フロントタイヤよりリアタイヤに幅の広い(太い)タイヤを履くセッティングが流行るのでは? と予想しています。

イメージ的には、モトGPを走るような、スーパースポーツバイクを想像してもらえるとわかりやすいと思います。

太いタイヤの効果

ロードバイクのタイヤの幅は現在、25cが主流になっています。

ほんの10年ほど前までは23cが主流でしたが、23cと25c比較した時、タイヤの空気圧が同じ場合は25cの方が転がり抵抗が小さい。また、空気量が多いことでパンクのリスクが減る、乗り心地が向上するなどの結果が分かり、今では25cが主流となっています。

さらに最近はホイールのリム幅のワイド化や、グラベルバイクの人気上昇の傾向もあり、各メーカーのハイエンドフレームは28cまで対応できるタイヤクリアランスを確保しているフレームが当たり前になってきました。

タイヤの幅が太くなることで得られるメリット・デメリットは、ざっくり下のとおりです。

メリットデメリット
転がり抵抗の軽減
23cと比較した25cの場合
重量が重くなる
空気量の増加による乗り心地の向上コストが増える
パンクリスクの低下
直進安定性の向上

そんな訳で、少しずつロードバイクで主流となるタイヤの幅が広くなっていく流れを見ていて、今後はオートバイと同じようにリヤタイヤがフロントより太くなるのでは? と、思うようになりました。

参考記事:転がり抵抗を比較 23Cと25Cのタイヤは違うのか?ーIT技術者ロードバイク日記ー(https://rbs.ta36.com/?p=19750

「前タイヤ細い・後タイヤ太い」は、UCIルール的にOK?

ロードバイクは競技用自転車なので、その形状やパーツの構成には、UCI(国際自転車競技連合)によって厳格に定められたルールがあります(あくまで競技に使用する場合です)。

それでは、自分が予想した、「前後の違う幅のタイヤを装着する」というのは、UCIルール上は問題ないのでしょうか?

UCIが定めたルールにおいて、タイヤの幅に関しては以下のような記述があります。

自転車の車輪は、タイヤも含めて最大70cmから最小55cmのあらゆる寸法を採用できる。シクロクロス用自転車ではタイヤの最大幅(もっとも広い部分で計測する)は33mmとし、いかなる形式でもスパイクやスタッドを組み込んではならない。

日本自転車競技連盟(JCF) 競技規則集2020 第5章第16条3.(2)⑧

つまり、最大直径が70cm未満であれば、タイヤの幅については特に規定はない(シクロクロス競技においては最大幅33mmまで)ようです。

よって、極端に太いタイヤで直径が70cmを越えなければ、前後でタイヤの幅が違うことについては、UCIルール的にOKです。

※あくまで個人の見解ですので、大会に出る方は必ず事前に大会本部に確認して下さい。

タイヤの幅を前後で変えることで何か効果はあるのか

車やオートバイの事例を参考に、どのような効果があるのか、勝手に予想してみました。

メリットデメリット
前輪が細いことで追従性が向上し、コーナーリングが安定する。リヤタイヤが太くなることで重量が増す。
タイヤの幅が広くなることで地面との接地面積が増え、グリップ力が向上する
全面投影面積が減るため、空気抵抗が低下する

簡単に調べた結果では、タイヤの幅をリア側のみ広くすることの効果はこんな感じでした。

ただ、これはあくまで自動車やオートバイによる見解です。

特に、「グリップ力が向上する」という意見には、オートバイ関連ブログの中でも意見が分かれているようです。

反対意見には、「接地面積が広がれば、その分単位面積当たりにかかる負荷(パワー)が分散されるため、逆にグリップ力は低下する」などがありました。

また、「タイヤの幅を広くすると路面の余計なギャップを拾うので良くない」など、ロードバイクのワイドタイヤ化と真逆の意見もあって、調べていて非常に楽しかったです。

オートバイに関する意見が、重量もかかるパワーも全く異なるロードバイクに完全に当てはまるわけではありませんが、同じ二輪者同士、動くための構造は同じなので、通じる部分は参考にすべきと思っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は自分の妄想をお話しさせていただきましたが、皆さんの意見はどうでしょうか。

調べた自分としては、「リヤタイヤをフロントより太くする」というカスタムは、重量増というデメリットに目をつぶれば、誰でも簡単に走行性能を向上できる、非常に意義のあるカスタム方法ではなかろうかと思っています。

今回、この記事を書くにあたってオートバイ関連の技術情報をほんの少し勉強しましたが、ロードバイクと共通する単語も多く使用されていて共通する部分も多く、非常に興味深かったです。

今度、道でバイク乗りとすれ違った時はちゃんと挨拶しようと思います(今まで、基本無視してました)。

来年以降、「リヤタイヤをフロントより太くする」というトレンドが流行ることがあるのかないのか、今後のロードバイク業界の動向から目が離せません(笑)

自分はいま、乗り心地とパンクリスク回避を重視して前後28Cのタイヤを使用しているのですが、次回のタイヤ交換時は前25cー後28cに挑戦してみて、実際のところどうなのか、その感想を紹介したいなと思っています。

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